キレています
数ヶ月前、新型コロナウイルスの影響で死ぬほど苦しくなった。
のち、それから2ヶ月近く(恐らく)後遺症とおもしき喉の痛みや息のしづらさ、止まらない咳や出たことない痰など、
マジで現在進行形で今でも出続けている。
なんなら数日周期で症状が変わったりする。
だもんで何科に行きゃいいのか、そもそも行こうと思ったら治ったりして、なんていうかめちゃくちゃめんどくさい。
そんなある日、母と食事に行くことになった。
母はもう六十を超えている。
コミュニティ能力おばけで、酒が好きで、明るくて、頼りになって、かわいい人だ。
他人を慮り、配慮を忘れず、私のことを大切にしてくれる、弟のことも大切にしている、そんな人だ。
自分より他人、今でも多くの人のために戦う人だ。
そんな人から、イベルメクチンを渡された絶望、お前ら分かるか?
ご存知の方には釈迦に説法かもしれないが、念の為に書いておくと、
イベルメクチンは経口駆虫薬……つまり「飲むことで体内の虫を殺すための薬」だ。
大体2年くらい前から、「新型コロナウイルスにも効くかもしれない」とされていた。
が、これは既に覆っている。
そもそも「効くかも!」と言ってた大学が調べて「ごめん、やっぱ効かないかも……」と言う研究結果を発表していた。
母には信念がないらしい(本人が言ってた)。
そんな人に有りもしない幻想を植え付けたのはどこの誰だ。
忘れないぞ。
絶対忘れないぞ。
許すまじ。
嘘の希望を植え付けるな。
嘘の情報を教えるな。
許さないぞ。
自分たちの欲望のために偽りを教え込み、健康や金銭の危機を呼び込むお前を、お前たちを。