お前ら、最高のライブ行きてえよな
お笑いライブ、行ってますか?私も最近たまーに行ってますよ。
ところでさ、座組だなんだは一旦置いておいてさ、最高のライブ行きてえよな。
そう思うだろ?なあみんな!
ってことで、今回は「ライブマナー」について書きますね。
このブログに書いてあることを守れば最高のライブに行けます、約束します。【北海の黒鯱】の名に懸けて─────
もくじ
- 法被を着よう
- うちわを掲げよう
- 鳴り物で応援しよう
- 周りの目を撹乱しよう
- 入待ち出待ちしよう
- 偶然を装ってみよう
- 最後に
1.法被を着よう
もちろん最高のファンであることを証明するためには『法被』は必須に決まっています。だってライブ=祭り、祭り=法被ですよ?
前面、つまりステージ側の方には反射板をたくさん張り付けましょう。
ステージ上の推しに光を当てれば、イカのごとく寄ってくること間違いなし!天井の照明をバリッバリに反射して推しの脳を溶かしてやりましょう。お前が正義だ。
背中側にはお好きな文字をいれましょう。トレンドとして、『蘭奢待』『土竜騎士』とか『新鮮牛乳男』とかが流行りらしいです。
こんなんなんぼあってもいいですからね。
私自身、法被に『ドリュー・バリモア』と書いておいたことで、年収が100万増え、愉快な友人にも恵まれ、今では幸せな生活を送っています。
ちな『法被』は『はっぴ』と読みます。またひとつ賢くなっちまったな……(Googleで検索しながら)
2.うちわを掲げよう
ライブ=祭り、祭り=うちわ。当然のことです。
表面に推し、裏面に推しにして欲しいことを書き、応援がてら天高く掲げるとポイントが高いです。めちゃくちゃ目立つぜ!
ライブは視界の奪い合いでもあります。同じ会場、同じ世界、同じ空間に存在する個体なんですから当然です。
たっけぇたっけぇ金を払ってここまで来たんですし、後ろの観客に推しを一秒足りとも見せず、己の視界にしっかり焼き付けましょう。
後ろの人間は普段の行いが悪かったんです。アリとか潰しているのが悪かったんです。
逆にあなたはアリとか潰さないように生きましょう。
3.鳴り物で応援しよう
鳴り物とはすなわち『音の出るアイテム』全般を指す言葉です。
ブブゼラ、ウッドスティック、シンバル、オーボエ、メガホンなどが代表的な鳴り物ですね。
もしこれらのアイテムを持っていない方は、誰でもご家庭にひとつは用意しているはずのカチンコをご持参ください。気分は映画監督だ。
撮影や録音をしておけば、終演後のレポートも捗ります。それに考察もできるし、来週の予告に残されたわずかなメッセージを見つける手がかりになるかもしれません。
また、スマートフォンを使った応援も非常に有効で、街のみんなからもらったムービーメッセージを流すと、演者も大変喜びます。
逆にスマートフォンの電源を切るような輩は『チー牛』と呼ばれ蔑まれることになります。一生の烙印を捺されることになるのです。
ちなみに『チー牛』とは『ハイチーズ、も言えない牛のような存在』の略です。
4.周りの目を撹乱しよう
先程も言った通り、ライブは視界の奪い合いです。いかに他の観客を乱し、相手の嫌なことをして、自らを優位に立たせるか、これが重要となってきます。
そのため、例えば座席を飛び越すポニーテールやアフロヘアーなどは強力なアイテムです。友人がレキシという方はアドバンテージがありますよ。
ほかにも友人がティガーという場合は、席に座らせず自由にさせることによって、視界が異常にちらつくと言うメリットがあります。お前の勝ちだよ。
5.入待ち出待ちしよう
コロナ禍といっても芸人は芸人、やはり入待ち出待ちがあると嬉しいと思ってくれるようです。
誰とは言いませんが。
しかしご時世的に(あと立地条件とかで)待ち行為はご法度とされがち……。
そこで、会場を立ち去る瞬間を建物の隙間から撮影できたら10000000000000ポイントで優勝です!今年のM-1チャンピオンは画面の前のあなた!!!!
持ってけどろぼー!!
6.偶然を装ってみよう
出待ちをすると言うことは、当然芸人の外に出るタイミングがわかると言うこと。つまりですね、
ドンッ
「いってーな……どこみて歩いてんだよ……」「はわわ、はわわわわわ、すみません、私……、あーっ!」「お、お前!さっきのライブの……!」「さっきのライブの出演者!?」
とこのように偶然の出会いを装うことで、ざっくり言うと結婚できます。
間違いない。実に面白い。実に実に実に面白い。
7.最後に
『今まで書いたことを全部やらないこと』、それがライブマナーです
僕からは以上。